タイトルの通り他の人が使っているものは良く見えるもので、なんかずっと気になっていたものを中古で手に入れてしまいました^^;
何かというと「Nikon Z 6」です。ここ最近キヤノンは「EOS R6」「EOS R5」、パナソニックは「Lumix S5」、ソニーは「α7C」等々新しい機種が発表・発売されており、ニコンも「Nikon Z 6Ⅱ」「Nikon Z 7Ⅱ」を発表したばかり。そんな最中、選んだのは初代「Z 6」です。一眼レフ・ミラーレス含めて、これまでOLYMPUS・CANON・PENTAX・Panasonicは経験がありますが「Nikon」のカメラ (コンデジを除く) は初めて所有する事になります!
連写や動画などは殆ど使う事はないですし、AF性能の向上もあるに越した事はありませんが、初代でもそれ程不満があるような記事も見かけないので、中古で大分価格も落ち着いた「Z 6」でも十分楽しめるのではないかと判断しました。Ⅱ型が発売されたら更に中古価格も下がる様な気もしますが^^;
今回同時に購入したのは「TECHART TZE-01」「SHOTEN SE-NZ」という2つのマウントアダプタ。まず前者はSONY EマウントのAFレンズが使用できる電子接点付きで、後者は電子接点が付かないマウントアダプタです。電子接点付きだけで良さそうなものですが、電子接点の無いマニュアルレンズ (例えば「NOKTON 40mm F1.2 VM」) は前者の「TZE-01」では使用できないという事をどこかで読んだ事があるからです。あとは「XQDカード」とそのカードリーダー。
あれ、レンズは?と思われるでしょうが、暫くはマウントアダプタ経由で今所有しているSONYのレンズやマウントの重ね付けでVMマウントレンズやキヤノンレンズだけで楽しもうという訳です。マウントアダプタの重ね付けで上手く動くかは分かりませんが、EマウントをZマウントに変換するアダプタがかなり薄いので、見た目に影響は少ないのが良いところだと思います。
「FE 24mm F1.4 GM」「Batis 1.8/85」「Batis 2.8/135」ではちゃんとAFが遅延もそれ程なく合っているようです。MF専用の「Loxia 2/50」も問題なく使えました。ただ絞りリングの付いているレンズでは、レンズ側の絞りリングは使えない様子^^;
キヤノンの「EF 200mm F2.8 L Ⅱ USM」はEF→FEマウントへのアダプタにFE→Zマウントアダプタの重ね付けになるのですが、電子接点付きの「TZE-01」ではシャッターが切れず、接点無しの「SE-NZ」でマニュアルフォーカスでの撮影であれば利用できました。
最近撮る写真の雰囲気もマンネリ化してきている気がするので、これでまた雰囲気の違った写真が撮れるのではと期待しています^^ 早速試し撮りしてきましたが、やっぱりワクワクしちゃいました^^ まだ操作には慣れていませんが、操作性はNikon良いですね♪ 少しグリップが僕の小さな手では深いかなと当初は思っていましたが、実際使ってみるとシッカリ握れるので安心感があります。電源スイッチもSONYと同じようにシャッター周りにあるのが、やっぱり使い易いですね。
「Z 6」ボディを購入したのは前回までお送りしていた動物園に行った先週の日曜日。初撮影は水曜日の在宅勤務前の早朝さんぽでした。とりあえずまだZマウントのレンズは持っていないので、手持ちのSONYレンズでの撮影になります。
まず1本目に試したのは「FE 24mm F1.4 GM」です。まだ暗さを残す時間帯からのスタート。薄明りに仄かに反射した車のメッキパーツの雰囲気がイイ感じです。
撮りなれた被写体で描写の傾向を確認。 現像は純正の「Capture NX-D」を使用しています。ピクチャーコントロールは「ビビッド」を適用。
こちらは「モノクローム」で。
今回は「お散歩Bコース」で試し撮り。再び「ビビッド」。
撮り始めなので、まだまだ手探り状態で色んなものを。
ほんの一部分だけにピントが合った状態。ピント位置の描写は凄く繊細に撮れています。
良く撮影している蔦の絡む電柱は「ブリーチ」で。いわゆる「銀残し」的なピクチャーコントロールでしょうか。
空の微妙な諧調もスムーズに感じます。
バイパスの下の配管部分の立体感が良いですね。
上の1枚もそうですが「サンデー」というピクチャーコントロールが程よいコントラストで比較的使い易く感じました。
こちらも同じく「サンデー」で。丁度良い感じで諧調を持ち上げてくれる印象。
マウントアダプタ経由だからか、ピントが少し甘くなることもあります。
α7RⅡとはまた違う立体感の様にも感じます。
沢山の実を付けた柿の木を。
この後も「Z 6」の初めての試し撮りは続きます。
まだまだ評価するところまでには至っていませんが、より高画素なα7RⅡと比べても、凄く繊細な描写をする感じがします。α7RⅡよりもα7Sの方に近い雰囲気にも感じました。