X-H2で色々レンズを試してみるシリーズ、今回はTamronの高倍率ズーム「18-400mm F/3.5-6.3 DiⅡ VC HLD」です。現在はミラーレス用の「18-300mm F3.5-6.3 Di Ⅲ-A VC VXD」というレンズのXマウント版も発売されていますが、所有しているのは一眼レフ用のキヤノン EFマウント用なので、マウントアダプタを経由して使います。
ミラーレス用は望遠が300mm迄で比較的コンパクトな設計ですが、こちらは400mmまで伸び更に一眼レフ用なのでサイズも大きめ。それでもバカでかい程では無く100mm伸びても「F3.5-6.3」の明るさは同じなので、問題なく使えそうなら買い換えたり他の400mmクラスの望遠ズームを改めて買わなくても済めばラッキーくらいの気持ちで試し撮りしてきました。
いつものコースでいつもと同じような被写体が一番判断しやすいので、今回もこんなものからスタート! ピントもしっかりしていて、写りもなかなかではないでしょうか?
焦点距離77mm (換算約115.5mm) F5
バイパス脇の歩道を下りながら。
焦点距離77mm (換算約115.5mm) F5
勿論こちらは今回も登場します(笑)最短撮影距離は全域0.45mなのでもう少し寄れる感じです。
焦点距離70mm (換算約105mm) F5
望遠端の400mm (換算約600mm) で引き寄せ。手振れ補正は2.5段分とそこまで高くありませんが、しっかり構えればファインダー像は安定してくれます。
焦点距離400mm (換算約600mm) F7.1
1,2枚目と同じ77mm (換算約115.5mm) と、実際に意識している訳でなくズームリングを適当に回していますが、何となくこの辺りが使い易いのかもしれません^^
焦点距離77mm (換算約115.5mm) F7.1
温室を少し絡めて奥の繊細な冬木立を。
焦点距離100mm (換算約150mm) F7.1
望遠端で昇ってきた太陽を。換算600mmともなると比較的大きく写せますね!
焦点距離400mm (換算約600mm) F7.1
手前を笹に置き換えてもう一枚。
焦点距離400mm (換算約600mm) F6.3
他のカメラでは前ピン・後ピン傾向がありMFに切り替えて使う事が多かったですが「X-H2」では先日試した「Canon EF200mm F2.8 L Ⅱ USM」同様にAF等の相性はなかなか良さそうです♪ 後編へ続きます。