引き続き現像が完了した分より、帝国ホテルに続いてはこちらの可愛らしい洋館へ。
こちらは明治41年頃、新潟県上越市に建設された「高田小熊写真館」です。
中にはその当時に撮影されたモノクロ写真も飾られて。
こちらは撮影前の準備室。
そして撮影スタジオ。
記念撮影といえばこの独特の形をしたソファー。
当時はまだ照明設備が整っていなかったので、外光をカーテンなどで調整しながらの撮影。
写真館を後にして周辺をぶらぶらと。
続いて向かったのは「金沢監獄中央看守所・監房」 。その名の通り明治40年頃金沢市に建てられた監獄を移築したもの。
屋根の上には周辺監視のための塔が。
監獄内の見取り図と全体の模型。
監視室の中にはリアルな看守も。
鉄橋の向こうに見える建物は、また次回にご紹介。
その前に奥に見える「内閣文庫」と言われる建物へ。
明治6年に東京都千代田区の赤坂離宮内に「太政官文庫」という名で開設された明治政府の中央図書館で、明治23年、内閣制度の制定とともに「内閣文庫」と改称されました。移築されているこちらの建物は明治44年、皇居大手門内に新築された本館・事務棟の建物です。
まずはエントランスを入ってすぐのホールの照明を。
こちらの窓からも、後ほど訪れる建物が見えます。
2階への階段の手すりに当たる光の具合が良くて。。。
二階には展示室が。
中では世界各国の建築物のミニチュアの展示が行われていました。
その中の一つ、 前回お届けした「帝国ホテル」と同じ建築家フランク・ロイド・ライト設計の「ヨドコウ迎賓館」です。こちらは兵庫県芦屋市に現存する建物で、以前一度訪れたことがあります。
「ヨドコウ迎賓館」は2016年から2年間の予定で保存修理工事が進められており、現在は閉館中ですが、もう少しすればまた一般公開されるようなので、また訪れてみたいです。