国の有形文化財にも指定されている伝統建築「福西本店」へとやって来ました。300年の歴史があり、大阪の堺市で繁栄した藤井家という大きな商家の手代となった先祖が「福西家」の始まり。明治時代には様々な物産や味噌・醤油・漆器等で商売を広げ、九代目伊兵衛の時代には「会津銀行」(現・東邦銀行) の頭取に就任し「岩越鉄道」(現・磐越西線) や猪苗代水力電気 (こちらは何と現・東京電力) の設立に協力するなど会津を代表する大商人となりました。
実際はこんなに暗い訳ではありませんが、ライトをメインにしたくてアンダーに。
沢山の鶴が舞い降り立つ立派な屏風が、当時の繁栄ぶりが分かります。
掛け軸の様座な部屋に飾られて。
裏の方には、こちらも立派な日本庭園が。
廊下に射し込む光が印象的で。
少し黄色っぽい壁。
沢山部屋があって迷ってしまいそうです^^;
別の部屋にも立派な屏風。
龍を描いた掛け軸が三連荘。
会津では白漆喰では無く黒漆喰が一般的なようです。
中庭の塀には、また煉瓦が使われて。
中庭を反対側からも。
2階の茶室には少しモダンに感じる設えも。
内部を十分に堪能して外へ。こちらが正面。
お隣には「会津壱番館」という喫茶店が。こちらも黒漆喰ですね。
もう少し会津若松の町並みを歩いて、1泊目の宿がある東山温泉へ向かいます。
今日は思ったほど晴れなかったので家でまたのんびり。涼しさもあるのですが、湿度が高いのか、近所へ買い出しに少し歩いただけで汗が滲みます。何やかんやでスーパ銭湯へは明日に延期しました^^;